山でする哲学

皆さんは、山で哲学やりますか?

 

は?哲学?ナニソレ(笑)

 

って声も聞こえてきそうですが、ワタシけっこう好きなんです、こういうの。

1人で歩いていると、アタマの中が整理されて、どこからともなく降りてくることがあるんですよね、色々と。

 

 

 

 

 

 

そうそう、先日ツアーのお客さんと話しているとき、こんなやりとりが有りました。

 

「登りはいいけど、下りがイヤなのよね〜」

「え〜、私は逆。下りは得意だけど、登りは辛くて何も考えられないの。ところでガイドさんは登りと下り、どっちが得意ですか〜?」 

 

…そう言われれば、どっちなんだ?

どっちも好きだし、嫌いなときもあるし。

 

あ、でもよくアタマの中で考えてることの傾向は、登りと下りで違うかも…

私の場合、登りでは「反省」、下りでは「感謝」していることが多い事に気が付きました。

 

登りはやっぱり辛いじゃないですか…

だから、「あの時はゴメンナサイ」って誰かに許しを得て、少しでも気を紛らわしているんでしょうね。身勝手なヤツ(笑)

 

反面、下りは気持ちに余裕が生まれてきて、あぁ…今日も山に登れて、家族や仲間、お天道様にも感謝しないとなぁ、ってなっているのかも知れません。

 

最初は苦しくても、最後が良ければ、気持ちいいですもんね。

そう、登り下りの好き嫌いではなく、何を想って山を歩くのか?

それが大事なんじゃないでしょうか?

ほら、哲学っぽくなってきたでしょう(^-^)

 

私の場合は「反省」と「感謝」。

山は私に哲学をさせたがるみたい!

 

でもね、山の中で「後悔」だけはしませんよ。だってそう決めたからね。

 

 

皆さんはどうなんでしょ?