山歩きはもちろん、日常生活でも欠かせない「歩行」
疲れにくく、効率的なポイントを解説します。
まず、歩き方のノウハウを語る前に、バランスの悪い足にどのような影響がでやすいか?
これを理解しておく必要があります。
バランスの悪い足(外反母趾・浮き指・扁平足)は、歩行時に後ろに残る足にわずかな「ねじれ」が発生します。
これは足指に余計な外力が加わり、しっかりとした蹴り出しが行えないのはもちろん、不用意に地面の石や土を蹴り飛ばしてしまいます。
また、足首やひざ関節にもゆがみの伝達が起こり、関節をずらしてしまうことにつながります。
これが何百回、何千回と繰り返されることにより、足首やひざ、股関節などの痛みやトラブルに発展していくのです。
次に、姿勢について考えていきましょう。
体を支える土台となるのが足。
その足にちょっとしたバランスの悪さがあることで、必然的にその上部にある骨格、つまり骨盤や背骨にゆがみや傾きが生じます。
これは立っているだけでなく、歩いているときにも筋肉や関節に、大きな負担を引き起こします。
つまり登山においては、
「まっすぐ歩けない、フラフラする」
「バックパックを背負うのが辛い」
「下りで決まってひざや腰が痛くなる」
などのトラブルに見舞われるのです。
ここで紹介している方法は、あくまで一例ですが、
足の中心部、甲のあたりを左右からサポートしてあげるのがベストな方法であることは、足の骨格そのものが教えてくれます。
このポイントを理解しておくだけで、登山におけるほとんどの足のトラブルは予防が出来るはずです。
一度、自分の足をしっかりとチェックしてみましょう!
足と健康に関する情報はいかがでしたか?
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